2024.8.17 (昼公演)ドヴォルザーク「スタバト・マーテル」&ヤナーチェク:ピアノソナタ変ホ短調

2024/08/17(土)14:00開演 小金井宮地楽器ホール大ホール

■ 認定NPO法人おんがくの共同作業場 支援コンサート ■

☆A.ドヴォルザーク:スタバト・マーテル
指揮:郡司博
S東山桃子、A赤間夏海、T野中裕太、B渡部智也
合唱:東京オラトリオ研究会
管弦楽:オラトリオ・シンフォニカJAPAN

☆L.ヤナーチェク:ピアノソナタ変ホ短調
ピアノ:石田千飛世

<観客アンケートから>
●男声が1/4程の人数であるのによく声が伸びていた。またフォルテも多いこともあり伸びやかな歌い上げていた。とても素晴らしい。
●本日のテノール野中さん、将来有望な方をこちらの演奏会で知りました。応援したいです。魂のスタバト・マーテルをありがとうございました。途中休憩が欲しかったです。聴きたい:フォーレ レクイエム
●訓練のいきとどいた合唱は圧巻。聴きたい:メンデルスゾーン「エリア」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、ヴィクトリア「ミサ」、パレストリーナ「ミサ」、ショスタコーヴィチ「森の歌」、デュリュフレ「レクイエム」
●初めて聴いたスタバト・マーテル、良かったです。ハーモニーがきれい。ピアノソナタも初めて聴きました。なぜ人は戦うのでしょうか。

<団員等に寄せられた感想から>
●今日もまた素晴らしいお席を頂戴いたしまして、大喜びでした♬スタバト・マーテルのご解説を復習して会場に向かいました。ドボルザーク夫妻の信じられないような悲劇、そして音楽に託した深い悲しみを思いながら聴かせて頂きました。注目のテノールさんをはじめ、ソリストの皆様と合唱団の皆様の重厚な響きが紡ぎ出す音楽に酔いしれました。字幕と共に味わわせて頂きました。終演後、ホール近くのコーヒー店で先生方と楽しくおしゃべりして、何と気づいたら6時半でした。コンサートのお陰で、楽しい夏休みの一日となりました。ありがとうございます。また月の第九、楽しみにいたしております。
●『スタバト・マーテル』もヤナーチェクのピアノ曲も今回が初めてでしたが、それぞれが作曲された背景を考えながら聴かせて頂きました。特にドヴォルザークが一男二女を失くした悲しみを思うと、胸が締め付けられるようでした。今回は、前回の『ヨハネ受難曲』よりも前方のお席で、歌手の皆さまのお顔がよく見えたのもよかったのですが、同時にオケの演奏もよく見え、大変興味深かったです。トランペットは、演奏と演奏の合間に、管内に溜まる水分の処理があんなに必要な楽器だったとは知りませんでした。合唱は、今回も安定感抜群で、技術面、音楽性、そして体力と集中力の点でもプロレベルと改めて実感いたしました。また、今回は舞台に近いお席ということもあって、タブレットを楽譜として使っていらっしゃる方に気付きました。こんなところもどんどん近代化しているのですね。
●本日は演奏会にお招き頂き、誠にありがとうございました。頂いた席は、座ってみると予想以上に舞台に近く、その分、演奏の際の各パートの方の表情もよく見ることができました。スターバト・マーテルの曲自体は初めて聞くものでしたが、というキリストの受難と磔刑を描写した映画を以前に見たことがありましたので、そこで描かれていたイエスの受ける苦痛や聖母マリアが悲嘆に暮れるイメージを思い出しながら聴かせていただきました。ヤナーチェクのピアノソナタも初めて聞く曲でしたが、作曲の背景と結びついた緩急に富んだ曲調を味わうことができました。スタインウェイのピアノの生音を聴くのも初めてでしたが、やや金属的な響きに聴こえたのは気のせいでしょうか・・・?終了後はご一緒した先生方と曲の感想やその他色々とりとめのない話を喫茶店でしておりました。今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。
●昨日は素敵なコンサートを有難うございました。時間分の演奏、お疲れになったことと存じます。本当に、小編成なのにオーケストラがいいなぁと感じつつ、ソプラノは伸びやかで力があり、テノールの美しい声にも聞き惚れました。ホールのサイズと音響も相まって、合唱の繊細なハーモニーに身を浸しながら一段と素晴らしく感じられました。夕刻から、同じホールでもう一つのコンサートがありました。最近、少し心が疲れてしまったのでそれも聴かせて頂きました。個性的でキラリと光る演奏会でした。 次回も是非お誘い頂ければ幸いです。