コンサート情報

ロッチュメモリアルコーア 第3回演奏会

日付
2023/06/24(土)
時間
開場13:30/開演14 :00
会場
HAKUJU HALL(白寿ホール)
入場料
全席自由 ¥2,000

<曲目>
バード / 四声のミサ曲
J.S. バッハ / モテット「イエスよ、どうかおいでください」“Komm, Jesu, komm” BWV 229
ブラームス / 2つのモテットOp.74
ブラームス / ワルツ集「愛の歌」Op.52 *
ブラームス / ジプシーの歌 Op.103

指揮 郡司 博
ソプラノ 大澤 桃佳 *
アルト 岩石 智華子 *
テノール 佐保 佑弥 *
バリトン 原田 光 *
ピアノ・オルガン 前田 奈央・小林 牧子
合唱指導 原田 光・小河 佑樹・中西 亮

ルネサンスから現代までの主にアカペラ、簡易な伴奏付きの合唱曲を演奏することを目的に20199月に設立された合唱団です。合唱団名は、J.S.バッハも勤めたドイツ・ライプツィヒの聖トーマス教会のカントルとして活躍し、晩年にはたびたび来日してアマチュア合唱団にバッハやドイツ合唱音楽演奏の真髄を伝えたハンス = ヨアヒム・ロッチュ氏(1929-2013)の指導に感謝し命名しました。

【プログラム紹介】 大作曲家たちの書いた愛と死の歌
多くの作曲家が作曲のテーマとしたものに愛と死があります。今回第3回公演ではルネサンスからロマン派までの3人の大作曲家が愛と死をテーマに書いた作品をお聴きいただきます。
最初は今年没後400年となる英国ルネサンス後期の作曲家バードによる四声のミサで始まります。宗教改革の厳しい時代を弾圧されたカトリック教徒として貫いた信仰の証としての傑作ミサ曲です。そこには神の愛に対する絶対的な信頼が聞こえてくるようです。続いて私たちが毎回とりあげてきたバッハのモテットから今回は第5BWV229を演奏します。後半の最初はブラームスの有名なモテットをお楽しみいただきます。これら2曲のモテットはいずれも死をテーマとしていて、歌詞から受ける印象はバロックとロマン派の各時代の死生観を映したもので、音楽もその言葉にぴったりと寄り添っています。ブラームスは多くの合唱曲を書いていますが、モテットに続いては世俗的な愛についての歌詞に作曲した2曲をおとどけします。
ひとつは文字通り『愛の歌』で今回は合唱ではなく四重唱でお聴きいただきます。
もうひとつは『ジプシーの歌』で東欧的なジプシー音楽に乗った愛の歌をこちらは合唱でお楽しみください。

6.24チラシ(PDF)