2024.6.3 ヨハネ受難曲~ J.S.Bach:Johannes Passion

2024/06/03(月)18:45開演 東京芸術劇場コンサートホール

指揮:郡司博
福音史家:西山 詩苑/イエス:原田 光/ピラト:渡部 智也
ソプラノ:松井 亜希/アルト:後藤真菜美/テノール:中嶋 克彦/バス:小河 佑樹
管弦楽:オラトリオ・シンフォニカJAPAN
合唱:東京オラトリオ研究会 東京ライエンコーア

<観客アンケートから>
●すべて心地よい楽しい調べでした。
●聴きたい:バッハ ロ短調ミサ曲、マニフィカート
●聴きたい:フォーレ・レクイエム
●楽器と合唱、独唱が混然と一体になり素晴らしかった。。
●訳の表示ありがとうございます。1Fアルト側の席で拝聴しました。とてもきれいに聴こえましたが、楽譜で顔が隠れている方がいるのが気になりました。
●素晴らしかったです。感謝です。
●ソロの方の歌唱が素晴らしかった。聴きたい:ブラームス・ドイツレクイエム
●イエスの三役はいただけない。専念すべし。
●とても良かったです。
●郡司先生の迫力ある指揮にパワーを頂きました。
●とても良かったです。きれいな曲でした。
●字幕が横書きで大変見易い。従前の縦幕では時々たわんで字が歪んだが、今回は大変良かった。ただ、時々演奏と字幕の同期がずれたのが残念。聴きたい:カルミナ・ブラーナ、第九、バッハ147番
●素晴らしかった。聴きたい:メサイア
●たくさんの合唱出演者と大きな会場いっぱいの観客、素晴らしいです。ソリストの皆さんとても声がよいです。楽しませて頂きました。
●聴きたい:メサイア
●ヨハネ受難曲に魂が震えました。素晴らしい演奏を有難うございました。
●2部の少しした所のチェロのソロが素晴らしかったです。とてもやさしい音色でした。
●とても素晴らしかったです。また聴きたいです。
●聴きたい:レクイエム、マタイ受難曲、ロ短調ミサ、ミサソレ
●今日のコンサートも素晴らしかった。声楽の素晴らしさと、多人数でのコーラスのハーモニーがとても良かった。すがすがしい気分になりました。ありがとうございます。年末の「第九」
●魂のこもった演奏でした。
●三重奏素敵でした。チェロがブラヴォーです。聴きたい:ベートーヴェン、チャイコフスキーの交響曲、弦楽四重奏
●大変素晴らしい歌声でした。また機会があれば、聴かせて頂きたいと思います。
●2時間半の美しい旅をありがとうございました。オケと合唱のバランスが素晴らしかったです。プログラムに休憩など曲の詳細を記載していただきたかった。
●楽器のそれぞれのパートによる曲が良かった。合唱は人数が多かったのでスケールが大きく良かった。力強い指揮が素晴らしい。
●合唱付きの演奏は初めて拝聴させて頂きましたが、とても素晴らしかったです。

<団員等に寄せられた感想から>
●ソリストの中ではやはりエヴァンゲリストとイエスが、よかったです。
特にエヴァンゲリストは声質が美しく、演奏は集中力に裏打ちされた緊張感に満ちていて、手に汗握りながら聴き入りました。
イエスが迫害の中で自分の使命を全うする端正な様子が美しく表現されていて、恋慕といってもよいコラールのイエスへの思いに説得力を与える演奏でした。女性のアリアは、ソプラノが凄かったです。第35曲のソプラノのアリアが大好きで楽しみにしていましたが、期待以上の歌唱で涙がでました。
もちろん合唱も素晴らしく、イエスへの愛慕に満ちたコラールと、ユダヤ人の司祭や群衆の悪意に満ちた訴えを見事に歌い分けられていて感動しました。群衆や司祭がピラトを従わせていく彼らの圧力が、ポリフォニー音楽の特徴をつかって、いかんなく表現されていることもよくわかりました。
●荘厳で劇的な展開,悲痛さや怒りを感じる曲にぐったりやられたかと思うと,優しく温かい曲が挟まれて,ジェットコースターのような2時間でした.特に最後のコラールは本当に美しく,心が浄化されるようでした.途中,ソプラノの方がアリアを歌い上げている最中に激しい雷が鳴り,これは神の演出か!?と思ってしまうほど笑,受難曲の世界に浸った2時間でした。練習を重ね,それぞれがそれぞれのパートを自分のものとして,全員の一番高い集中力で本番に臨まれるみなさんの舞台姿にエネルギーをもらいました。日々の慌ただしさにかまけて,つい忘れがちなこと,心を大切にしないとな,と改めて感じました.貴重な時間をありがとうございました。
●第二部でのイエスの死の後の「惜別のアリア」、本当に涙腺がゆるむのですね。感動です。そして最後の「安らかに休んでください」のコーラス、なんか舞台に変化が・・。遠くから見ていて、目も少し悪いのですが、ポッカリと向かって正面から右前に穴が空いたような…。これが「バスは歌えない〜」と書かれていた部分なんですね。皆さんが開いている楽譜が細い線のように見えて一体感があったのですが、このときだけ、その細い線が不連続になっていたのですね。歌もさることながら、歌詞内容が舞台上に表示されていたのが、とても良かったです。途中、めちゃくちゃ大きな爆発音のような音が聞こえましたが、雷鳴だったのでしょうね。天気と歌の内容が一致したとても記憶に残る公演でした。
●昨日は、俗世間を離れ・・・ヨハネ受難曲の世界に連れて行って頂きまして、本当にありがとうございました。一同、その魅力に包まれながら帰途につきました。
●先ほど、ヨハネ受難曲を聴いて雨の中、帰宅したところです。丁寧な解説(地下通路のことを含めて)を、事前にお送りいただいたおかげで、あっと言う間の2時間でした。妻は、「コーラスがとてもよく綺麗に聴こえた」と申していました。私は、ソロでは西山さんの声が素晴らしいと思いました。これまではソプラノなど女性の声が綺麗だと思っていたのですが。郡司さんの指揮は経験豊富でさすがと思いました。ただ、前半は左手を後ろにかけて疲れているように見えました。後半の初めは若々しく躍動して指揮していたので別人かと思いました。バイオリンの中島さん?の音が2階席まで響いてきて思わず聴き惚れてしまいました。貴重な音楽鑑賞の機会を頂きありがとうございました。事前の予想では難解な受難曲のイメージでしたが、思った以上にわかりやすく楽しむことができました。後半のクライマックスのあたりで雷鳴が響いたのに少し驚きました。ウクライナの演奏会ならミサイルの音かと思うのではないかと、、、つくづく平和のありがたさを感じました。
●はじめての参加でしたが、それはそれは想像以上でありまして、とても感動いたしました。もちろん演奏もソリストも素晴らしかったのですが、合唱とそれらが幾重にも重なりあう調和が何ともいえず、感情を揺さぶられた2時間でありました。あまりにも真剣に聴いていましたので、聴いただけで疲れを感じております。歌い手はその何十倍もお疲れかと思います。本日はゆっくりお休みください。
●あれだけのものを作り上げるのには、相当な時間の練習もされてるでしょうし、皆さま本当にすごいですね!ソリストの皆さんもとっても良いお声でお上手で、大変楽しめました。特に語りの方、第一声を聴いただけでおおっと思いました!私は老後の楽しみにチェロをやりたいとずっと思ってるくらいチェロが好きなのですが、途中、とても素敵なメロディーを奏でてましたよね。聞き覚えがあるような…、有名なフレーズでしょうか。本当に美しくてよかったです。昔、学生の頃に某混声合唱団に入ってた時期があり、第九を歌ったりしたなぁと懐かしんだり、聖書も詳しくはないですが、カトリックの幼稚園で聖劇をやったりもしてたので、自分が正しく生きようと思う根本の部分に何かキリスト教の教えがある気がするなぁとか、、色んなことを思い巡らせながらただ音楽に浸る、至福の一時を過ごせました。
●バッハの超大作とお聞きしてビビりまくっていたのですが、ストーリーテラー(福音史家)やイエス様、ピラト、などの配役があり分かりやすく、ストーリーがあって、まるでミュージカルを見ているような感覚でした。なんというか、すごく良かったです!私には刺さりました。自分はクリスチャンではないので、咀嚼出来てない部分や間違ってる感想がほとんどかと思いますが、煽動された群集の怖さや、利己的な自己愛、権力者の前で保身に走ってしまう者、手のひら返し、などなど、目を背けたくなる様な人間の醜さというか業が描かれており、人間ってこんな昔から同じような過ちを犯して、後悔して、まだ同じことやってるんだな…なんとおろかで罪深いことよ…と思うなどしました。
特にピラトが「イエスの罪を見出せない」と何度も言うのに、群衆が「十字架に!」と迫りそれに屈してしまうくだりは、見ていて辛いけれど、この感じめっちゃ分かる…!と納得してしまう説得力がありました。ピラトが「彼はただの人間だ」と歌うのがもう辛かったです。その後「十字架に!」と叫んでいた群衆がキリストが命を落とした瞬間、私たちの罪を背負っていただき…貴方のお陰で…と美しい旋律で讃え始めたところが1番怖くて背筋がゾワゾワしました。ジーザスが最後に弟子2人に「全ての人間を愛しなさい」と告げるところが救いだったけど(こういう考え方はクリスチャンではない自分には乏しいです)、感情がぐちゃぐちゃになりました。もっと聖書に詳しかったらもっと楽しめたのにと、ちょっぴり悔しいです。

<ご家族ご病気のため練習途中でリタイアした方の感想から>
●3日当日もギリギリ行けるか?でも気持ちを切り替えて!ヨハネ受難曲聴きに行ました✨
素晴らしかった✨ブラボー!何回そう叫びたくなる場面があったことか。
最初のコラールの最後の音の客席に響いてくる響きの余韻~~♪えええー凄…!心奪われ……
ソプラノソリストでその表現の豊かさに涙、、合唱の各パート毎が重なり際立ち追いかけ響く群衆のざわつき、情景が描ける、凄い!
オルガンの曲全体を導きながら支える音(楽譜)、原田くんの甘い優しい包んでくれるような深く広いバリトンの音色、聴く度に素敵なソリストに成長している✨詩苑君の常に物語の道をひいていく安定感、小河君と合唱の響き(楽譜)そうなんだ~(練習途中で抜けたのでその時は訳が分からなかった)
オーボエ、バイオリン演奏も素晴らしかった、最後2曲のコラールは涙が溢れ✨
心惹かれたところ多すぎてひとつひとつ書ききれないです…
郡司先生が志すもの、それに集い心ひとつになって挑む仲間達、ソリスト、楽団、合唱団✨素晴らしい限り
あの仲間になり練習最後まで挑戦して舞台へ立ちたかった、悔しい思い残る。でも今回は、このヨハネ受難曲を客席でLIVEで聴けて本当に良かった、最高でした((*^-^*)ゞ
また皆様と一緒に練習挑戦出来る日まで、今自分に出来ることをやっていこうと思います♪