2017.10.22 昼・ロッチュメモリアル3&夜・東京トリニティコールを迎えて
2017/10/22(日)新宿文化センター大ホール
★昼公演:開演14:00
曲目:
J.S.バッハ モテット:イエス わが喜び Jesu,meine Freude
佐藤眞:混声合唱のためのカンタータ 土の歌
ハイドン:戦時のミサ Pauken Messe
指揮:郡司博(バッハ、ハイドン)、渡部智也(佐藤眞)
ソプラノ:國光ともこ/アルト:増田弥生/テノール:土﨑譲/バス:大井哲也
カウンターテノール:堀江真鯉男
合唱:東京オラトリオ研究会、欅の会、東京ライエンコーア、東京トリニティコール
★夜公演:開演18:30
曲目:
ラフマニノフ:晩祷より 1番~4番
フォーレ:レクイエムより
デュルフレ:レクイエム
指揮:渡部智也(ラフマニノフ、デュルフレ)、右近大次郎 (フォーレ)
アルト:増田弥生/バス:大井哲也
合唱:東京オラトリオ研究会
ゲスト出演:東京トリニティコール
オルガン:浅井美紀
オクタヴィスト:鈴木雪夫
≪観客アンケート等から≫
<昼公演>
●ハイドンの最終曲が特に良かった。聴きたい:魔笛
●土の歌が良かったです。最後の曲(ハイドン)はもっと良かったです。また聴きに来たい。
●モテット:バッハの生存中は周囲からの評価が高くなかったことを知り少し驚きましたが、それでも自分の信念を貫いて後世に残る素晴らしい曲を沢山作ったことに改めて尊敬の念を抱き、益々バッハが好きになりました。「音=響き」に格別にこだわっていらっしゃる郡司先生指導のコンサートはいつも素晴らしく、コンサートホールが聖らかな地であるかのように思われ、終わった後の幸福感に夢見心地になって帰ります。ピアノ&オルガン、オーケストラ、合唱の皆さまの完成度の高さにはるばる台風接近の中、足を運んだ甲斐がありました。ソリストもブラボーです。土の歌:全楽章を初めて生演奏で聴き、感動いたしました。この曲の「祈り、精神」がもっともっと世の中に広がり少しでも世界平和に繋がって欲しいと心から思います。このタイミングでコンサートに取り上げて頂き、渡部先生に感謝いたします。演奏もピアノ、オーケストラ、合唱全て素晴らしかったです。聴きたい:武満徹氏の曲、日本の合唱曲
●音楽っていいなーと改めて感じたコンサートでした。合唱、歌の素晴らしさもさることながら管弦楽のサウンドがとても美しく、とても感動しました。また聴きに来ます。
●昔歌ったことがある曲で感激しました。聴きたい:こうもり序曲
●合唱とオーケストラのバランスがとても良かったです。聴きたい:ハイドンのオラトリオ
●プログラムに訳が載っていましたが、出来れば対訳にしてもらい、ラテン語の原詩と対比出来ればよかったなと思います。戦時ミサも土の歌も全曲通しは初めて聴いたので新鮮でした。
●ステージが見えやすく、オケの各パートがよく見えて良かったです。土の歌:もぐらの歌詞のくだりが、コミックバンドみたいに聴こえて可愛らしかったです。聴きたい:バッハの時代の曲
●モテット:葬儀用にふさわしく控えめのオケを伴奏に、やわらかい音色のハーモニーが実に美しく、バッハの曲に特有の多声部のフーガが複雑に交又するメロディもよく整っていた。この合唱団によるロ短調ミサも聴いてみたいと思った。土の歌:プログラムによればトリニティコールの賛助出演とあるので、オラ研にプラスの壮大な合唱になるかと期待したが、実際には人数も減り、ピアノとオケの伴奏に負けていると感じられた。モテットのように少ない男声をステージに広く左右に展開した方がよかった。戦時のミサ:明るい曲調にふさわしく、力強いハーモニーが心地よかった。オラトリオ天地創造を連想させるような、聴いて心が温かくなるような合唱だった。外は雨でも心は晴れた。聴きたい:シャルパンティエ:死者のためのミサ曲、グノー:オラトリオ「生と死」
●オーケストラと合唱のハーモニーが本当に素敵でした。バッハのモテットが美しく聴きにくることができて良かったと思いました。ハイドンの戦時ミサは、壮大な歌声の響きがとても楽しく、バッハとはまた違った美しいハーモニーを聴かせて頂きました。
●戦時のミサがとても良かったと思います。
●モテット:合唱のやわらかな響きがとても素晴らしかった。レベルの高さを感じた。オケとの音量バランスなど信頼関係も抜群ですね。土の歌:のびやかに歌う歌声がとても良かった。大雨の中足を運んだ甲斐がありました。聴きたい:メンデルスゾーン:エリアス
●コーラス:質の高い男声が佳い声で感動しました。郡司氏の指揮とても好感を持ちました。聴きたい:喜歌劇のオペラの一部でも
●モテット:合唱良い。ソロも。土の歌:合唱素晴らしい。戦時ミサ:合唱パーフェクト、ソロも良かった。
<夜公演>
●3年目なのに素晴らしいハーモニーでした。大雨の中でしたが心が満たされました。聴きたい:モーツァルト「レクイエム」
●デュルフレ良かったです。若い声で素晴らしいです。聴きたい:シューベルト「ミサ曲5、6番」
●最近日本語を歌ったり聴いたりの機会が多いので。外国の曲、それもこのような系統の曲ばかりでちょっと懐かしい気持ちになりました。また聴きたいです。
●デュルフレのレクイエムが個人的にとても気に入った。宗教系の曲がお経にしか聴こえないこともあるが、この曲は言葉があまりわからなくてもサウンドやハーモニー、拍子にかなり工夫がされていて宗教曲初心者でも飽きずに楽しむことが出来た。是非比較的現代に近い時代の作曲家の作品をもっと聴いてみたい。